分子が強烈に結合分離を繰り返し、流動するからこそ、馬油はミクロの極小微間隙に、滲みこんで行くのです。
人体に塗布すると、この強力な浸透性で、毛穴の奥のミクロの隙間に溜まっている空気まで、完全に追い出して滲みこんで行きます。毛穴だけでなく、人間の皮膚には微細な凹凸があり、且つ皮下組織の中にも微かながら空気(皮膚呼吸した)が入りこんでいる事も多いのですが、馬油は皮下組織の一部にまで滲透し、ほぼ完全に空気と置き替ってしまいます。
普通の油は、毛穴の奥程度の間隙でも、入口で表面張力を発生し、空気を奥に残したまま皮膚表面を掩うだけです。油と言う物質は、細菌が附着すると、その細菌を吸収取りこんで捕留する性質がありますが、普通の油の場合は、皮膚面のミクロ間隙に多くの空気を残しますので、空気中に残存する細菌も生き残ってしまいます。馬油は空気を残さずに滲透しますから、人体の皮膚表面や、毛穴の奥、さらに皮下組織の一粍くらいの深さの空気まで置換し、細菌類は完全に馬油に吸収とりこまれ、油の中に封じこまれてしまうのです。
馬油に吸収された細菌類は二度と馬油の外には脱出できず、つまり、人体皮膚を化膿させる作用をする事ができません。即ち、◎馬油の第一の効能は・・・、人体の皮膚の、完全殺菌にも等しい≪完全捕菌≫をすることです。細菌性の皮膚病には、細菌が巣食う皮膚面での深度によって、治癒日数に小差があるだけで、ほぼ完全な治癒効果を出すことが出来ます。
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