石けんは天然界面活性剤
では、石けんとはなんでしょうか?
石けんは天然界面活性剤です。簡単に言えば油(食用)にアルカリ剤(苛性ゾーダ)を入れて中和(けん化)した物で、固形石鹸の場合は脂肪酸ナトリウムという難しい名前です。
石けんの製造には大きく分けて中和法と窯炊きけん化法があります。大量生産品の場合は簡単に短時間で出来る中和法が用いられるのですが、この場合は事前にグリセリンを取り除いて石鹸を製造し、後から人工的な保湿成分を加えてどんどん生産されます。
窯炊きけん化法では、中和する時に油がアルカリと反応して脂肪酸ナトリウム(石けん)と天然グリセリンが生成されます。このグリセリンは、空気中の水分を集める性質があり、スキンケアにとても重要な保湿成分で、これが窯炊きけん化法で石けんを作る一つ目の利点です。もう一つの窯炊きけん化法の利点は、原料である油脂の一部分を石けんの中に残すことが出来ることです。このため、洗浄力をコントロールすることができ、肌の健康に大切な皮脂を取りすぎることありません。また原料の油脂の有効成分が石けんを使う際にも有効に働く様になります。
また、石けんがお肌に残った場合、石けん成分は石けんカルシウムに変化し、これ自体もお肌を保護する働きがあります。
